★監督:アルフレッド・ヒッチコック
主演:ジェームズ・スチュアート、グレース・ケリー
『裏窓』1955年公開
★カメラマンのジェフ(ジェームズ・スチュアート)は、撮影中の事故で足を骨折したせいで不自由な生活を続けており、部屋の窓から隣人の生活をのぞき見をして退屈を凌いでいました
ジェフには若くて美しい恋人リザ(グレース・ケリー)がいて、結婚を迫られていますが、住んでる世界の違いを理由に後向きな態度をとっていました
ある雨の深夜、裏のアパートに住んでいる男が大きな鞄を持って3度も出入りを繰り返すのを目撃したジェフは、それ以来男の妻の姿を見かけなくなったことから「ある疑惑」が頭を離れず、男の様子を監視します
★男女の粋な会話
看護婦や恋人との会話はテンポよく、まずは主人公の男の現状をさらりと理解させてくれます
時代が変わっても男女の感性の違いが変わらないのも面白い
★主人公はちょっと感じが悪い(笑)
恋人に不満はないけれど結婚は考えられないという主人公は、彼女を冷たくあしらい、友人の刑事にも違法捜査を迫るなど中々のわがままぶりを見せます
ところが、彼女がこの俺様男に寄りそう発言をした途端、表情が一変! 見ものです
★ヒッチコック探し失敗
監督はグレース・ケリーの登場後にカメオ出演します
彼女の初登場シーンは顔のアップからのキスシーン(撃沈!)で、そこから監督のことなど忘れてました
弱り目には要注意!