ムーラン・ナ・ヴァン

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

ロシアの宇宙船に乗り込んだエイリアン【スプートニク】

ロシアのSFスリラー映画
スプートニク2021年公開

1983年、2人の宇宙飛行士を乗せたソ連の宇宙船オービタ号は、地球への帰還中に謎の事故に遭遇しカザフスタンの草原に不時着しました

船長(ピョートル・フョードロフ)が血まみれの生存状態で発見され、軍の科学研究所に移送されます
体に大きな異常はないので問題ないとされながらも、記憶障害を起こしているという理由で、神経生理学の博士(オクサナ・アキンシナ)が研究所に派遣されてきます

その夜、監視部屋から船長の様子を見ていると、ぐっすり眠っていた状態から突然苦しみ始め、口から謎の生命体を吐き出しました

冒頭で宇宙飛行士が口ずさんでいた歌
「百万本のバラ」を聞いてちょっと緩みます
「ミリオン・ロース」はロシアの歌でした
加藤登紀子さんの歌じゃなかったのね(笑)

エイリアンが地球にやって来て
特殊部隊とドンパチみたいな話かと思ってましたが、タイトルのビジュアルほど激しいサバイバルアクションはありませんで・・・
活躍するのは切れ者の女性博士タチアナ

アメリカほどではありませんが、ロシアも女性の力が増してきました

博士の気になる背中

SF的ダークエンドになるかと思いましたが、意外な結末(?)
終盤のピンとこないセリフのせいで頭の中は?だらけでした
思い込んじゃいけませんね(笑)

強いエイリアンなんてホントはいないね(小声)

山に登るのも洞窟を探検するのもキビシイな〜【サンクタム】

ジェームズ・キャメロン製作総指揮のパニックアドベンチャー
サンクタムとは「踏み入れてはならない自然の聖なる領域」
サンクタム2011年公開

ジョシュ(リース・ウェイクフィード)は、冒険家の父フランク(リチャード・ロクスバーグ)と世界最大にして前人未踏の地下洞窟の探索に来ています
ジョシュは父への反抗心から仕事の持ち場を離れ、勝手に冒険のスポンサーを迎えに街の港へ行ってしまいました

地上から2000メートル地下の前方基地では、フランクが仲間と共に地下水脈に潜水を始め、幸運にも未知の空間を発見できましたが、前方基地へ帰還する途中、酸素チューブの破損で仲間が溺死してしまいます
地下でその事故があった頃、地上では大型のサイクロンが上陸し、大量の雨が洞窟内に流れ込んできました

「これは実話に基づく話です」
とテロップが入り期待と緊張が入り乱れるオープニングでした
きっと、サクセス系アクションアドベンチャーだろう
登山よりトラブルは少なかろう
と思ったのですが、悪天候に苦しめられます

この映画にどのくらい反響があったか分かりませんが、これは中々の問題作ではと思わされるフシがあります
冒険者の倫理というかルールというか・・
疑問の声が上がりそうですが本当にこれでいいのだろうか?
実話なら厳しい話です

ある有名なパニック映画を思い出しましたが、個人的にはおススメしにくい一本でした💦

冒険家の血が流れている人向け!

出逢いの不思議【エターナル・サンシャイン】

主演:ジム・キャリーケイト・ウィンスレット
出演:イライジャ・ウッドキルスティン・ダンスト
エターナル・サンシャイン2005年公開

ある日ジョエル(ジム・キャリー)は衝動的に仕事をサボって海へ行き、青い髪の女性(ケイト・ウィンスレット)に出逢います
風変わりなクレメンタインに戸惑いながらも魅力を感じていました

時は経ち、クレメンタインとジョエルは些細なことで口論してしまいます
ジョエルは仲直りをしに彼女が働く本屋へ行きますが、他人扱いされた挙げ句、目の前で新しい恋人とイチャつかれます

ショックを受けたジョエルは友人にその話をすると、友人は一通の封筒を渡してきました
中の手紙には「クレメンタインはジョエルの記憶除去手術を受けたので、彼に関する記憶にふれないように」と書かれており…

ジョエルは自分も同じ記憶除去手術を受けようと考えます

カップルで観るのは避けるべきラブドラマ…かな?
思ったより厄介な構成で映像のテイストも想像と違いました
これは、そう甘い話じゃない…

愛ではなく恋の話
愛の話はつらくても苦しくても最後は感動的なものですが、恋の話は前半甘く後半苦いものです
実際のところ、終わった恋の記憶除去なんて男女とも必要ありません
そこをあえて記憶を消したらどうなの?って話です

昔のジム・キャリーらしさは一瞬だけ!

逆にケイト・ウィンスレットはこういう役が多い気がして、素直に好きと言いにくい女優さんです(ああ、つらい💧)
そして、キルスティン・ダンストがキッチリ話の方向を決めてくれました

2回観なくてもいいや…

土俵際っていうか…【崖っぷちの男】

米国アクション・サスペンス映画
英題 Man on a Ledge ですが…
Ledge を崖っぷちと訳したタイトルがやたら和風に感じます
崖っぷちの男2012年公開

4千万ドルのダイヤを強奪した罪で刑務所に収監されている元刑事ニック・キャシディサム・ワーシントン)は、父親の葬儀に参列することを許されますが、その場で弟ジョーイと騒ぎを起こし脱走します
その後、ニックはホテルの高層階に部屋をとりチェックインします
ルームサービスで食事をとると窓から外に出ました

僅かな幅しかない壁の縁(へり)に立った男の姿を見つけた通行人が騒ぎ始めます
ホテルに警察が到着し、建物の周りには野次馬が大勢集まってきました

警察は説得の準備を始めますが、ニックはある交渉人を指名しました
それは、飛び降り自殺の説得に失敗してメディアで有名になった女性交渉人でした

タイトルは妙訳のような、違うような…(笑)
英題は直接的な表現なのに邦題はダブルミーニング
日本のサスペンスドラマを思わせる邦題ですが、内容はむしろ濃いアメリカン?
大胆な展開を覚悟しましょう(笑)

話を引き締める悪役は大事です
まさかと思ったエド・ハリス

嫌〜な悪役を演じておりました
やはりスゴイです

「逃亡者」って驚異的!
「死ぬ気で頑張る」ではなく「しぶとく頑張る」のが正解だと思わされます
ショーシャンク的なミッションインポッシブル?

ある意味ダイ・ハード

リバキナの和やかな表彰式【BNPパリバオープン】

熱闘でした
第10シードのエレナ・リバキナが7−6、6−4で
第2シードのアリーナ・サバレンカを下し優勝

セレモニーでサバレンカがおちゃらけ
リバキナは優勝スピーチの時にベーッとされるが気づいておらず、
観客がなぜ笑っていたのか分からなかったらしい
その後、スピーチに割り込まれる

「これからも決勝で対決したいわ」
というリバキナですが
「多分、これが最後じゃないかな〜」
と横ヤリを入れられます

「いやいやいや」というリバキナに対して
「まーまーまー」と肩を叩くサバレンカ
仲がいい二人でした

直後のテニス番組生出演時にベロ出しを知らされるのでした

準決勝でランク1位のシフィオンテクを6−2、6−2で蹴散らし、
直近の対決3連勝中

決勝でランク2位のサバレンカには5回目の対決で初めて勝利

自信がついてホクホク顔!