ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

鉄板の舞台設定なのに…【シーフォーミー】

カナダのサスペンススリラー映画
『シーフォーミー』2022年公開

視覚障害を持った少女ソフィ(スカイラー・ダベンポート)は、安易に他人の助けにすがることはせず、むしろそれを退けながら生きようとしています
ある日、ペットシッターのアルバイトを見つけた彼女は、人里離れた豪邸まで1人で仕事に向かいました

簡単な説明を聞いた後、家主は直ぐに旅行に出発
ソフィは友人とビデオ通話をしながら家の中を調べて歩きました
日没後、ふと屋敷内に侵入者がいることに気づきます

彼らの目的は、隠し金庫の中の現金で…
身の危険を感じたソフィは、障害者サポートアプリ《シーフォーミー》を起動
つながった相手は、元軍人でFPSゲームプレーヤーの女性ケリーでした

イメージと違う盲目少女
視覚障害者用のサポートアプリを駆使していますが、決して頼りきらず、基本独力志向(可愛げはない)です
彼女をサポートしてくれた女性は普通に魅力的で、電池残量という時間制限も絶妙でした

よくありそうな設定ですが
主人公は、なぜこんな感じなの?
心の中にはハラハラドキドキというよりジクジク感が湧き上がります
カナダ映画の独特な感触かも(笑)

主人公の女性に驚く
最初、盲目の演技下手だな〜と思ったのです
次第に、予想外だったキャラにムムムとなります
終わってから、女優さんのプロフィールを見て「えっ!」
この方、数年前に実際に失明されている方でした

見えない人の演技???