★原作は冲方丁の同名長編ミステリー小説
漫画化の後、映画化された
『十二人の死にたい子どもたち』2019年公開
★その日、ある自殺サイトの審査にパスした12人の未成年たちが廃病院の一室に集まってきました
「全員一致」の意志を確認後、集団安楽死を決行する予定でしたが、生あたたかい13人目の死体が既にベッドに横たわっていました
「彼は誰なのか?」「なぜ死んでいるのか?」「自殺なのか他殺なのか」…
予定外の出来事に彼らは混乱します
あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々と起こる奇妙な出来事…
死体の謎と犯人をめぐり、それぞれの思いが交錯する中、12人の死にたい理由が少しずつ明らかになってゆく
★実のところ
あまり気持ちのいいタイトルではありません
パッケージのビジュアルに特に魅力を感じるでもなく… ⤵️
なのに、文庫本を目にして気が変わりました(笑)
見よっかな😗
★12人はやっぱり多いかな
暗い話が雑然と続くのは嫌だな〜という心配は無用で、話の都合上、しっかりミステリー要素が強くなっていきます
鬱々というより怒りを抱えて集まったメンバーでホームルームが始まります(笑)
★話に起伏をつける2人
ミステリー展開になる分、会話に理屈っぽさを感じますが、そこで目を惹く2人の女性が話を盛り上げます(場を掻き回す黒島結菜が良かった〜)
金田一ミステリーの風味を漂わせる漫画のようなお話でした(笑)
納得してもらえるかな〜