★ジョン・キューザック主演のサイコ・サスペンス映画
重苦しい雰囲気の中、ズルいほど予想外のストーリーが展開します
『アイデンティティー』(2003年公開)
よくプロット・ツイスト作品として紹介されています
★土砂降りの雨の中、車が立ち往生してしまい
中年男が経営するさびれたモーテルに10人の男女が集まった
子供連れの夫婦、わがまま女優とマネージャー、
娼婦らしき女、若いカップル、囚人を護送する刑事という面々
子供の母親が車にはねられ瀕死状態の中、
初めに女優が行方不明になり、
マネージャーが彼女の頭部を乾燥機の中で発見する
その間に護送中の囚人が逃亡し行方不明になっていた
閉塞的な状況が続く中、一人、また一人と殺されてゆく
電話や無線も使えず、雨で逃げ出すこともできず、
不気味な不安にさらされる彼らにはある共通点があった
犯人は誰なのか? その目的は何なのか?
★少し前に観た『ニューオーリンズ・トライアル』で
ジョン・キューザックの顔を見ていて思い出しました
ある表情が脳裏に焼き付いていて……
かなり前に観たはずと思っていましたが、
実際見てみると、要注意人物は分かるんですが、
展開はサッパリで、本当に見たのか?見てないのか?
よく分かりませんでした(笑)
★鬱々とした雰囲気、謎だらけの展開、答えが見えませんが、
突然ストーリーが飲み込めて思わず脳が油断してしまう…
90分のストーリーに滅茶苦茶やられてしまいます
仕掛けが巧妙すぎて降参です
★どんどん淘汰されてハッピーエンド?
いや、さすが、傑作のエンディングでした
また忘れた頃に観たい