ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

セリフがないのに画が保つ美少女【草原の実験】

全編一切のセリフを排して描いた異色のロシア映画
無垢な少女に待ち受けるものは何なのか?
『草原の実験』(2015年公開)
声だけでなく、邪(よこしま)な表情も見られません

少女は大草原にポツンと建つ小さな家で父親と暮らしていました
毎朝、働きにでかける父親を見送ってはその帰りを待っています

世界地図が貼られた部屋でスクラップブックを眺め、
遠い世界へ思いを馳せながらも、
穏やかな生活を緩やかに過ごしていました

朝、車で父を送った後、車から降りた彼女を、
幼馴染の少年が馬に乗って家まで送りに行きます
少年は少女に想いを寄せていました
ある日、車のトラブルで家にやってきた青い瞳の少年に
バケツいっぱいの水を汲んであげました

彼もまた美しい彼女に一目惚れします
そんな静かな日々を送っていましたが・・・

以前からブログレビューで見て知ってましたが、
ようやく観る事ができました
それにしても、見ている最中は、
一体何を見せられているのかわからず、
セリフがないので主人公らの名前さえわかりません

そして人間関係もよく分からず、
親娘関係すらもはっきりわかっていませんでした(笑)
(父はモンゴル系の顔、娘は極東アジア系ハーフ?だし…)

草原を滑走してくる謎の〇〇〇
大自然の中の幻想的なシーンの意味がわからず…
戸惑いました(笑)

2人が乗っているサイドカー
エンジンシリンダーが真横に飛び出しています

まさかのボクサーエンジン?
そうなのか?

最後は「あっ!」