ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

平和を作る人?【ピースメーカー】

監督:ミミ・レダ
主演:ジョージ・クルーニーニコール・キッドマン
『ピースメーカー』1998年公開

解体予定だった核弾頭10発がロシアから盗み出され、偽装工作のためにそのうちの1発が爆発させられた
核爆発を確認したアメリカは、ケリー博士(ニコール・キッドマン)ら専門家を召集し対策活動を始める

国際テロ対策班のデヴォー大佐(ジョージ・クルーニー)は弾頭の輸送に使ったトラックの足取りを掴み、核弾頭の回収に急行するが……

緊迫感とスピード感
ソ連が崩壊し、核爆弾が安く出回っていると言われた物騒な時代だったせいか、この頃のアメリカは核爆発の映画をよく作っていました

ルーニーは他国にどんどん鼻を突っ込むアメリカ代表みたいな役で、必死に演技してる感じが初々しく見えてしまいました(笑)

現場に出される博士
ニコール・キッドマンは米軍所属の核爆弾の専門家という役で、デスクワーク組と思いきや現場の最前線にも出ます
まさか、銃で爆弾を〇〇なんて…(笑)
まだ貫禄はなく普通に美人でした
 

ピースメーカーって?
このタイトルは肯定的でかっこいい意味だと思っていたのですが、犯人が主人公のアメリカ人に対して揶揄を込めて「平和の使者」と呼んだものでした
根深い問題を含む話ですが、テロを防ぐ話としてサラリと仕上げてます

911の現実が重い

映画の見過ぎはよくない【スクリーム】

監督は「エルム街の悪夢」のウェス・クレイヴン
『スクリーム』1997年公開

ある夜、家でホラー映画を観ようとしていた高校生ケイシー(ドリュー・バリモア)とその恋人が、マスクを付けた正体不明の人物「ゴーストフェイス」によって惨殺される
その後、ケイシーのクラスメイトであるシドニーネーヴ・キャンベル)を狙った犯人は、彼女の周囲の人間も次々手にかけてゆく

冒頭10分の衝撃
当時は冷静に見てられませんでした
可愛いらしいドリュー・バリモアが…

始まって10分で、メッタ刺し!
叫ぶこともできずに惨殺されます
内臓を引き摺り出され、木に吊るされます

昔と違って今は
この映画のレビューによく「おもしろい」とか「パロディ」とか「コメディ」といった単語が並んでいて、なんだか複雑な気分です
劇中のセリフにもありますが…「映画の見過ぎだわ」
これを見た当時はとてもそんな感じ方はできませんでした

最新作は「スクリーム6」
2023年にアメリカで公開されましたが、本邦未公開です
シドニー役のネーブ・キャンベルは6作目の出演を辞退しましたが、

ずっと出演されている方もいて、ある意味偉大なシリーズ作品です
DVDはホラーコーナーではなくサスペンスコーナーに陳列されています

ずっとホラーだと思ってました

チチパスが今大会3度目の優勝【モンテカルロ・マスターズ】


準決勝で第2シードのシナーに勝ったチチパスが
準決勝で第1シードのジョコビッチに勝ったルードとの決勝戦
ルードにストレート勝ち!
クレーコートが得意だったんだね〜


ウイニングショットを決めた瞬間、
コートに倒れるもすぐに頭を上げて周りをキョロキョロ
再び寝転ぶ
なんか…喜び方が軽い(笑)

いい味出てます【美味しんぼ】

出演:佐藤浩市三國連太郎羽田美智子遠山景織子
美味しんぼ1996年公開

創立100周年を迎えた東西新聞社は“究極のメニュー”なる企画を掲げ、その担当者に文化部の山岡士郎佐藤浩市)と栗田ゆう子(羽田美智子)が選ばれる
そして、ライバル社の帝都新聞が“美食倶楽部”を主宰する海原雄山三國連太郎)監修の“至高のメニュー”で対抗してきた
さらには、週刊タイムの提案で“両社のメニュー対決”をすることになった

一回戦は魚対決、二回戦は中華対決…
そして三回戦の前に父子の意地を賭けた煮豆勝負をする

マンガやTVドラマとは違う映画の味わい
この映画を見る人は、大体マンガを読んでいたはず…
エピソードには見覚えがありますが、設定は少し変えていて、後半はしっかりとしたオリジナルドラマに仕上げています

当時話題になった
三國・佐藤というまさかの本物確執親子をキャスト

三國さん亡き今見るのはとても興味深い
今更コミックを読む気にはなりませんが、この映画はまた見てもいいですね

女優陣も魅力的
羽田美智子:ほぼ原作のイメージ通り、美脚でした〜
遠山景織子:オリジナルキャラ、主人公の妹的?存在
樹木 希林:主人公の叔母で煮豆名人、演技がレベチ

あのBGMはシャレなのか?
遠山景織子の出演シーンで「遠き山に日は落ちて〜🎵」が流れます
なんなんだ(笑)

佐藤浩市って唇が…

えっ、実話ベースなんだ【ジャック・サマースビー】

主演:リチャードギア、ジョディ・フォスター
ジャック・サマースビー1993年公開

南北戦争に出兵したジャック・サマースビーリチャード・ギア)が、ある日ふらりと村に帰って来ました
終戦後2年が過ぎ、戦死したと思っていた村人たちや妻ローレル(ジョディ・フォスター)は驚きながら彼を迎え入れます

冷酷な性格で周囲にも冷たかったジャックでしたが、帰って来た彼はまるで別人のようで…
自分の土地を共同農園として提供しタバコの栽培を始めます
栽培は成功し、ジャックは村人たちの尊敬を集めますが、未亡人状態だったローレルと結婚の約束をしていたオーリン(ビル・プルマン)は、彼が別人では?と疑っていました

サラッと見ると…
特に前半部分は抑揚を抑えた日常がそれなりに平和に続いていて、あまりドラマチックな話はありません
ただただ、主役2人の容姿に見とれるだけでした

落ち着いて見ると…
前半がひたすら静かな前フリであることに気づきます

ジョディ・フォスターに見とれながらも、
ずっと「ありえないだろっ?」という疑問が沸きっぱなしです

実話に基づく話と知ってみると…
実話と結末は違いますが、ありえなくはないのかと少し疑問が緩和されます
ただラストは意見が割れる話であることは間違いありません
「これどうなの?」ときっと誰もが思うはず(笑)

まさかのリメイク作品でした