ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

Iga lost【ドバイ選手権/女子シングルス決勝戦】

バボラ・クレイチコバ選手(チェコ)の優勝です
準優勝に終わったイガ・シフィオンテク選手は決勝まで絶好調でした
1回戦が不戦勝
2回戦は・・6−1、6−1でフェルナンデス選手に圧勝
3回戦は・・6−1、6−0でサムソノワ選手に圧勝
準々決勝はプリスコバ選手が棄権で不戦勝
準決勝は・・6−4、6−2でガウフ選手にストレート勝ち

そして決勝は・・・4−6、2−6でクレイチコバ選手に敗退


クレイチコバ選手とは昨年10月のオストラバ・オープン決勝で対戦し、
激戦の末負けていました
土壇場で集中力抜群の球を打っていましたが、それでも負けてしまい・・
震えるような試合でした
そして今回も・・・

世界ランキング30位、チェコのNo.4選手が第2シード、第1シードを撃破!
これでランキングはジャンプアップしてチェコのNo.1に返り咲きそう

先生、それはヤバいんじゃない?【私の知らないわたしの素顔】

ジュリエット・ビノシュ主演の心理サスペンス・仏映画
原題:「Celle que vous croyez」(あなたが思い描いている女性
『私の知らないわたしの素顔』2020年公開

クレール(ジュリエット・ビノシュ)は50代のフランス文学教授で、長年連れ添った夫と別れ、現在は年下の恋人リュド(ギヨーム・グイ)と交際中ですが、彼の気持ちが冷めてきてるのを感じています

諍いの後、クレールは彼の家に電話をかけますが、ルームメイトのアレックス(フランソワ・シヴィル)に彼はいないと言われ電話を切られてしまいます

クレールは彼の状況を探るため、クララという名でFacebookにアカウントを作り、彼ではなくアレックスに友達申請をしました
アレックスはすぐに反応し、2人はSNSで盛んにやりとりを始めます

やがて頻繁に電話もするようになり、写真を見たいと言われたクレールはどこからか見つけてきた若い女性の顔を登録してしまいます

100分ほどの話ですが、1度休憩をはさんで完遂しました
宣伝動画では、SNSで他人になりすましたせいで何か事件に巻き込まれる というイメージでしたが、ちょっと違っていて、ザワっとしました

ビジュアル的な怖さはないんですが、まさに心理サスペンスという感じです

ただ、それっぽいBGMは使っていません…
そしてフランステイストのエンディングでは頭を抱えます(震)

今の世の中、SNSをやってる人は大勢いますし、もしかして、こんなことは日常茶飯事とも思えて、SNSをやってない人の方が楽しめそうです

粘着気質のSNSは怖い💦

サムライ・コメディだった【椿三十郎】

原作:山本周五郎「日日平安」監督:森田芳光
製作総指揮:角川春樹
黒澤明・脚本・監督作品のリメイクです
椿三十郎2007年公開

古びた社で9人の若侍たちが集まり密談をしています
城内の汚職について、家老(藤田まこと)に意見書を渡したが相手にされず、大目付西岡徳馬)には話を聞いてもらえたと一同に報告をしていました
そこへ奥の部屋からアクビをしながら流れ者の浪人(織田裕二)が現れます

「お前等の話で、岡目八目、当事者より状況が良く解る」
「家老ではなく、大目付が(汚職の)黒幕だ」
と浪人はいいますが、9人はそれを信じられませんでした

ですがその時、社が大勢の侍に囲まれていることに気づきます
浪人は9人を床下へ隠して急場を救い、若待たちに力を貸すことにしました
大目付らの策略で、すでに家老は連れさられていました

椿三十郎という名前は知っていましたが、
どんな話か知らず・・黒澤映画だったことも知らず・・
見始めると予想外のコメディ時代劇だったことに驚きました

山本周五郎の原作がいいのか?黒澤明脚本がいいのか?
この二人の組み合わせは以前見た『雨あがる』と同じです
侍が「刀を抜く」という意味・緊張感を感じさせられました
家老の奥方(中村玉緒)からも「刀」について面白いセリフが聞けます

確かに気になったことはあったのですが、
主演の織田裕二が「色々考えてやっている」と言ってましたので、私なぞが疑問に思うことなど十分考え尽くされたものの筈です

タイトルはそそられないけれど脚本が良いのは間違いないし、豊川悦司もカッコいい

時代劇のリメイクなんて…
むつかしいよ〜
💦

Iga won !【カタールオープン/女子シングルス決勝戦】

イガ・シフィオンテクが 2年連続 優勝
昨年はこの大会から怒涛の連勝記録が始まりました

今大会は1回戦が不戦勝
2回戦は・・6−0、6−1でコリンズ選手に圧勝
準々決勝はベンチッチ選手が棄権で不戦勝
準決勝は・・6−0、6−1でクデルメドバ選手に圧勝
決勝は・・・6−3、6−0でペグラ選手に圧勝
今年初優勝ですが、強過ぎです!

会場は15、6℃程だったようですが、


風もあって、ちょっと寒そうでしたね

地上411mの綱渡り【ザ・ウォーク】

監督はロバート・ゼメキス
ワールド・トレード・センタービルの間を綱渡りで渡った曲芸師の伝記ドラマ
ザ・ウォーク2016年公開

1973年、フィリップ・プティ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)はフランスでストリート・パフォーマーとして日銭を稼いでいました
ある日、ワールド・トレードセンター完成の記事を見て、ツインタワーにワイヤーを掛けて綱渡りをしようと心に決めます
路上でギターを弾く女性・アニー(シャルロット・ルボン)、カメラマンのジャン=ルイ(クレマン・シボニー)を仲間に引き入れ、

さらに、サーカスの座長パパ・ルディ(ベン・キングズリー)の元を訪れワイヤーの張り方を伝授してもらい、ノートルダム大聖堂で小手調べの綱渡りに成功します
N.Yへ渡ってからも仲間を増やし、フィリップは”共犯者”たちと”夢”のパフォーマンスに挑みます
1974年8月6日の朝、様々なアクシデントを乗り越え、予定より少し遅れて準備が整いました

2時間オーバーの話でしたが、
物語はテンポよくサクサクと進みます
何故こんなことをしたのか・・・正直言って理解は難しいです
主人公どころか協力者にも共感できません(笑)

綱渡りがのシーンが始まると、
はっきり自覚できるほど手汗がドバドバ出てきました
映画と分かっていても手のひらが熱くなります(命綱ないのよ〜!)
それなのに主人公ときたら!(あ〜やめて〜!!)

その後、このビルの屋上からダイビングしたり、地上からよじ登ったりする人達が現れたようですが、それでもフィリップには敵いません!

手汗量No.1映画・・間違いない!