ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

全米オープンテニス2021が始まっていました

8月31日から静かに1回戦が始まっていました
今年の大会は100%の観客動員で、観戦においては特に規制してなかったのですが、入場に際して、ワクチンの接種証明が必要という事になったようです
ただ、入場後は観客席でマスクをしている人もいません

◉個人的な今大会の見所
男子
3強のうち2人(フェデラーナダル)が欠場のため、ジョコビッチグランドスラム大会優勝回数を増やせるのか?それとも新しいスターが誕生するのか?気になるポイントです
錦織選手は、1、2回戦をいかに格好良く勝てるか?3回戦は、ほぼほぼ、ジョコビッチと対戦するドローになっています
1回戦は、立ち上がりの遅い錦織選手には珍しく1、2セットをスムーズに連取し、セットカウント3-1で勝利しました(動きもいいです)

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女子
女子においては絶対的女王が不在なので、誰が優勝するか大変楽しみです
大坂選手は全米や全豪のハードコートでは強く、今大会でも優勝候補の最有力候補の1人です
1回戦を見た限りでは、動きはよく、バックハンドの威力が上がったのではと思わせる試合でした
2回戦は相手が棄権し不戦勝・・・

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マスコミとのやりとりも注目が集まります



その日暮らしと掛けて…【蜩(ひぐらし)ノ記】

自らの日記を「ひぐらしのき」と名付けて書いている武士のお話
蜩ノ記』(2014年公開)

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十分武闘派として生きていけるほどの実力はあるし教養もあるのです
えん罪を背負ったまま死んでたまるか!
と普通の武士なら考えそうですが、、、

戸田秋谷(役所広司)は、7年前に藩主の側室との不義密通の罪で
10年後の切腹と家譜の編纂を命じられ、向山村に幽閉されています
切腹の日まであと3年となったある日、
城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎(岡田准一)が、
秋谷の監視役としてやってきます
ただ、庄三郎は秋谷の人柄を知るうちに、
えん罪事件だったのではないかと思い始めるのですが…

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この話の登場人物はかなりいい人が多いような気がします
時代劇というと、生きるのに必死で利己的な人が多く、
その中で個性が目立つ主役がひと際輝く…
みたいなイメージが(勝手に)あるのですが、
主役の秋谷さんがあまりに聖人君子で人間っぽさがない
神様のごとき達観ぶりなのが、なんだかなと思ってしまいました
朱に交われば赤くなるといいますが、難しい側に傾く事はあまり無いものです
「人間、馬鹿はうつるけど利口はうつらないもんです」f:id:truelies1:20210829223701j:plain
とはいうものの庄三郎は見事に感化されてしまいました
これがあるべき姿なのかどうか分かりませんが、
日本人以外でもこの美学のような話を理解できるのでしょうか?(笑)
でも、確かに美談なのです!

久しぶりに見た、今は人妻の堀北真希さんf:id:truelies1:20210829223130j:plain
巫女の格好で踊る姿が綺麗でありました

 

SPYなの…?【スパイの妻】

この作品がNHKのテレビドラマの劇場版だったとは、、、
知らずに借りて見てました
『スパイの妻』(2020年公開)

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東出昌治さんもメインキャストの一角として出演されてます

満州で恐ろしい国家機密を偶然知ってしまった優作(高橋一生)は
その事実を国際社会に訴えようとします
夫の考えを知って妻の聡子(蒼井優)はある行動に出るのですが・・・
やがて時代の大きな荒波が押し寄せますf:id:truelies1:20210828221006j:plain

画像は映画というよりテレビドラマ風で???と思ってみていましたら、
製作の経緯が、やはりそういう事だったのですね(笑)
TVを見ている方には丁度良い流れなのかもしれませんが、
見ていない自分には話のテンポがゆっくり感じられ、緊張感も今ひとつでしたので、
もっとドキドキハラハラを期待していたのに…ちょっと残念でしたf:id:truelies1:20210828220834j:plain
東出さんはいい演技だったと思います
あの役柄は似合うと思いますが、もっと幅を広げられるようお祈りしております

正直な話、タイトルから想像したストーリーとは違う感じでしたので、
個人的にはスッキリしない部分も多かったです
スパイという言葉の先入観が強かったので、
これもスパイか〜?
と思いながら色々な角度で考えると、
そうと言えなくはないか〜?
となり、頭は混乱状態です(笑)

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夫がやろうとしてる事を知って、
妻は“それでは売国奴ではありませんか?”と言い、
それを聞いた夫は“自分はコスモポリタンだ”と言いました
スパイも言い換えれば、そう言えなくもないのでしょうねぇ
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1つ驚いたのは拷問シーンがあった事で・・・
(もちろん撮影の仕方には配慮がありました)
あのやり口は中近東方面のものだと思っていたのですが、
日本でもやっていたんだなぁと変なところに感心しておりました

感染というか、侵略というか…【インベージョン】

なんとSFの古典作品3度目のリメイク作だったとは…
『ボディスナッチャー』という作品名は知っていましたが、
これなんですね
『インベージョン』(2007年公開)

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ニコール・キッドマンは美しく、ダニエル・クレイグは1本目の007に出たばかりの頃です

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アメリカでスペースシャトルが墜落し、飛散したシャトルの破片には宇宙由来のなにかが付着しており、接触した人間から正体不明の不気味な感染が始まっていました
感染した人は1度眠ってしまうと、なにかに脳を支配されて別人の様になってしまいます
キャロル(ニコール・キッドマン)は睡魔と闘いながら、元夫に預けた息子を探しに行きます

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作品時間は99分と短くまとめられています
『ボディ・スナッチャーズ』といえば個人的にはf:id:truelies1:20210822110306j:plain
とか
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巨大なさやのイメージが浮かんできます

話の展開などは、ちょっと古くささを感じてしまうかもしれませんが、何か後味を引くテイストが個人的には好きです
原作小説の時代(1950年代)の影響を受けているのだろうと思います
なんとなくトム・クルーズの『宇宙戦争』と同じにおいを感じます

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TVドラマ繋がりで【 交渉人 THE MOVIE 】

テレビドラマから映画が作られたパターンのヤツです
ドラマを見ていませんでしたが、
映画は面白そうだなと思ったまま完全に忘れていました
『交渉人 THE MOVIE 』(2010年公開)f:id:truelies1:20210821111136j:plain
豪華メンバーで作られております
テレビのシリーズを見ていなくても十分いけます
なんならTVシリーズ今から見ちゃおうかなって思わせますね〜
米倉涼子さんってスゴイ人だったんですね(笑)

多額の現金強奪事件が起き、犯人らは人質を取って立てこもりを行いますがやがて投降します
しばらくするとハイジャック事件が起き、犯人らは立てこもり事件で唯一逮捕された男の釈放を要求してきます
ハイジャックされた機内には、嫌な予感に突き動かされて強引に搭乗した SIT の宇佐木(米倉涼子)がいて解決に向けて行動を開始しますf:id:truelies1:20210821181306j:plain
犯人グループの制圧、乗客乗員の安全確保、機体の安全保持…しかしながら、宇佐木自身が抱える問題もあり薄氷を踏むような展開が繰り広げられます

とてもデラックスな盛りだくさんの2時間でした
話に勢いがあるので突っ込みどころもスルーできちゃいます
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サミュエル・ジャクソンもユースケ・サンタマリアにしても、
「交渉人」という題材は面白いですなぁ(笑)