ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

今晩は、やはりこれ!【奥様は、取り扱い注意】

コロナのおかげで劇場公開は延期になるし、
当然DVDの発売も遅れるわけで〜
元々のTVドラマのあらすじもボヤけてしまっています
ただただ、見たいのは綾瀬はるか様だけです
劇場版『奥様は、取り扱い注意』(2021年公開)

f:id:truelies1:20210819000452p:plain
最初の1時間はマッタリした進行で、ゆっくりと伏線を張っていきます
夫のために料理を作る彼女は全く役を離れて、まさに記憶喪失の女を演じていました

思い出してみると、、、
ワールドワイドに活躍していた諜報員が、住んでいる街のトラブルを颯爽と解決していくようなレベルのTVドラマでした
そして、それを監視下に置くために素性を隠して結婚していたのが警視庁公安部の夫…西島秀俊さん

f:id:truelies1:20210819204401j:plain
今回の話はメタンハイドレート開発で揺れる海沿いの田舎町が舞台となります
この街のいざこざやトラブルをこの2人はどのように解決させるのか?
そして2人の運命はいかに…

いつになったら宣伝のシーンがやってくるのかと

f:id:truelies1:20210819191117j:plain
ワクワクしてましたが、ストーリーが動くのは後半の1時間になってからでした

この2人に1番いいエンディングは何なのだろう?
ハッピーなのもどうかと思うが、バッドていうのも・・・
個人的には『シュリ』みたいなエンディングがグッとくるのですが、
この話にはそぐわないので、
こういうラストが丁度いいかなっと思うわけです(笑)

ROW & ROW【噂のモーガン夫妻】

サスペンス要素もあるコメディということでしたが、
ヒュー・グラントのおとぼけキャラが炸裂するほぼほぼコメディ
『噂のモーガン夫妻』(2010年公開)

f:id:truelies1:20220411120738j:plain
かなり明るめに(深刻さほぼゼロ?)夫婦間の問題を描いてます

別居中の夫婦ポール(ヒュー・グラント)とメリル(サラ・ジェシカ・パーカー)は殺人現場に遭遇してしまいプロの殺し屋に顔を見られてしまったため、証人保護プログラムの対象となって素性を隠しワイオミング州の田舎町で生活する事になってしまいます

f:id:truelies1:20210808203932j:plain
都会を離れ、仕事を離れ、2人はお互いの事を考えます
さて、2人のトラブルは上手く解決できるのでしょうか

劇中、2人の会話の中で世界的ベストセラー本のタイトルが出てきました
『Men are from Mars , Women are from Venus』
男は火星から、女は金星からやってきた・・・男女の相互理解の指南書です
2人ともお互いに関心を持っているし、分かってはいるのでしょうが、むずかしいものです(Ha~)
日本人的思想では『黒の舟歌』が思い浮かんじゃいましたが、もっと明るく合理的なのがアメリカですよね…
この映画を見た男女の感想には差があるんだろうなぁ
別居中だった2人に、熊や殺し屋や子供のことなどの新しい問題も降り掛かってくるのですから、冷静な判断と行動と訓練と鍛錬と…とにかく色々なものが必要です

f:id:truelies1:20210808214839j:plain

こんな平和な時代に生きていても人生は大変なのです(笑)



35年の月日を経て【彼のオートバイ、彼女の島】

当時あまりいいイメージが無くて、今まで見ていませんでした
すっかりオヤジになった今、こっぱずかしさを堪えて借りてきました
原作は片岡義男の小説で、大林宣彦監督の角川映画です
『彼のオートバイ、彼女の島』(1986年公開)

f:id:truelies1:20210807223220j:plain
原田貴和子さんデビュー作であり、
竹内力さんデビュー作でもあり、
混浴のヌードシーンが話題の映画でした
当時の時代背景を経験してる人じゃないと、
見た人からは、色々な場面で批判的な意見が出そうです

音大生のコウ(竹内力)はバイク好きでバイトでプレスライダーをやっています
ツーリング先で出会ったミーヨ(原田貴和子)は、2度目の出会い時にはまるで「伊豆の踊り子」のような無邪気さで温泉に浸かっており、偶然にも混浴してしまいました

f:id:truelies1:20210807231430j:plain
コウは写真を送ってくれた彼女に会いに、
東京から瀬戸内海の島までバイクで出かけます

f:id:truelies1:20210808090638j:plain
コウに出会って、バイクにも惹かれていくミーヨ
コウは自分のKawasakiのバイクを彼女に運転させてみました
(正直、このあたりから自分が思っていたストーリーと違う展開に・・・)

80年代のバイクブームはスゴいものでした
ご多分に漏れず、自分もそれに乗っかっていました
若い時から、周囲に比べて冷静に地味に生きてきたつもりでしたが、
胸に手を当てよーく思い出してみると…
何にも無かったわけではなかったかとちょっと思い出したりします

f:id:truelies1:20210807235323j:plain
角川映画の女優さんとしては普通にきれいで可愛い渡辺典子さんの演技がうまく見えました(笑)
若さとバイクと時代のパッションで作り上げた映画だと思いますが、ラストの展開にはやや迷いがあったような気がしました
私見ではありますが、(用意はされていたみたいですが)痛みを伴うエンディングパターンの方が良かったのでは?と思ったりしました
三浦友和さんがちゃんとフラグを立ててくれていましたし…

f:id:truelies1:20210808091256j:plain
それにしても、竹内力がこんな感じでデビューしていたとは…
驚きでした

f:id:truelies1:20210808191036j:plain



たまにはクラシックでも【オーケストラ!】

本当に感動できるラストに向かっているのだろうか?
と最後まで焦らされますが、
やはりクラシック音楽はスゴイよ〜
『オーケストラ!』(2010年公開)

f:id:truelies1:20220411121106j:plain
原題は『Le Concert』だから協奏曲ってことですね
30年煮詰めた(?)チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲・・・

1980年、ロシア・ボリショイ交響楽団から多くのユダヤ人が連行され、それに反対したマエストロのアンドレイも楽団を解雇されてしまいます
アンドレイはその後、劇場清掃員として働く日々でしたが、ある日パリから送られてきた出演依頼を見つけ、昔の団員と共にオーケストラを結成して出演を目論みます

f:id:truelies1:20210725175826j:plain

必死にメンバーをかき集め、なんとか有名ヴァイオリニストの協力を得られることになったものの、ぼろが出て信用を失いかけます

f:id:truelies1:20210725181052j:plain
美人ヴァイオリニストは、まともなリハーサルもできない状況に呆れ果てていましたが、何気なく超絶テクニックを披露するメンバーを見て落ち着きを取り戻します

このソリストの女優さん(メラニー・ロラン)の存在感がスゴいです

f:id:truelies1:20210725181940j:plain

最後は「のだめカンタービレ・パリ編」でも演奏されたチャイコン
(千秋が指揮者のコンクールで優勝した時の曲!)
チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト(協奏曲)でした

f:id:truelies1:20210725183055j:plain
圧巻の締めくくりで、満足できました〜
アゲアゲです(笑)

のだめカンタービレ』のファンじゃなければ借りることはなかったでしょう(笑)ただ予想外だったのは、ストーリーがあれ以上にぶっ飛んでいたことです

五輪テニスの勝手な感想

東京オリンピックのテニスも混合ダブルスの決勝を残すのみとなりました

シングルスの結果は以下の通りです

【男子】
金メダル:アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
銀メダル:カレン・ハチャノフ(ロシア)
銅メダル:パブロ・カレノブスタ(スペイン)

【女子】
金メダル:ベリンダ・ベンチッチ(スイス)
銀メダル:マルケタ・ボンドルソワ(チェコ
銅メダル:エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ

ちょっと、面白い結果に終わりました!
男子は、第1シードのジョコビッチ選手が堅調な感じで金メダルかと思いましたが、準決勝でズベレフ選手に足元をすくわれましたf:id:truelies1:20210802205633j:plain
ズベレフ選手はジョコビッチ選手に勝った経験がありますし、いずれまたそういう機会がくるとは思っていましたが、3セットマッチのオリンピックゲームで見られるとは・・・
ジョコビッチ選手はその後、シングルスと混合ダブルスの3位決定戦でも負けてしまいメダルを手にすることができませんでした
銀メダルのハチャノフ選手は1回戦で日本の西岡選手を破った選手です
錦織選手は迷惑ノーシードといわれるような存在で、結局ジョコビッチ選手に完敗でしたが、そこまではいい試合ができてました
ダブルスもまずまずでしたし・・・(試合が見たかったです!)

f:id:truelies1:20210802205820j:plain
ただ、錦織選手本人もジョコビッチ選手に勝てるイメージが持てていなかったようで残念でした

女子は、終わってみて結果を見ると、絶対的女王がいない戦国時代であることをうかがわせる結果でした
確かにドロー表を見て、試合経過を見て、大坂選手が金メダルいけそうだなと思いましたが、上位シード選手が次々敗退していき誰が優勝するか予想できない状況でした
(大坂選手は今回前後の動きがいい様には見えませんでした)
殆ど騒がれませんでしたが、女子ダブルスは日本人ペア(青山・柴原組)が第2シードでしたので、メダルのチャンスが十分あったのですが早期敗退で残念でした

f:id:truelies1:20210802212335j:plain
これからも女子テニス界はどんな選手が活躍するか楽しみです