★水上勉の料理エッセイを原案に中江裕司監督が脚本を執筆した人間ドラマ
主演:沢田研二、松たか子
『土を喰らう十二ヵ月』2022年公開
★作家のツトム(沢田研二)は、長野の山奥で一人暮らしをしています
彼は山で採れる山菜やきのこを集め、畑で育てた野菜を自ら料理して味わい、四季折々の自然を感じながら原稿を執筆する生活です
担当編集者で恋人の真知子(松たか子)がときどき東京から訪れ、二人で旬の食材を料理して食べたりしています
ツトムは13年前に妻を亡くしており、まだ遺骨を墓に納められずにいました
義理の母(奈良岡朋子)からも墓を作っていないことをたしなめられています
ある日、ツトムは栗の渋皮煮で真知子をねぎらいながら「ここに住まないか」と持ち掛けますが…
★万人向けのグルメ映画ではありません
山の中で生活をしている作家の日常を通じて、生きること死ぬことについてを考えています
ただ、胡麻豆腐の材料さえ知らなかったので大変勉強になりました(笑)
★殺生系の素材はありません
四季(二十四節気きざみに)それぞれの自然食材料理が数々登場しますが、肉や魚は一切出てきません
お料理男子度★★★★★
松たか子がかぶりついていた筍料理が最高に美味しそうでした!
★ジュリーが・・
決してカッコ良くはありません(笑)
お腹も出てるし、後ろ姿はおばさんの丸み・・無骨感ゼロ
エンディングは昔の歌声で…その声にはしびれます!
なめこの歌はやばいね(笑)