★テレビで紹介されたのを見て、是非見たいと思っていた1本でした
毎年国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、2018年から3年連続で1位を獲得している国:フィンランドが舞台です
『世界で一番しあわせな食堂』(2021年公開)
全くシャープさを感じないこのタイトル(笑)
しかし、これでいいのです
少しぐらいの不幸を背負っていってもしあわせになれるのです
★フィンランドの小さな村の食堂に、上海から料理人チェン親子がやって来ます
人を探してやって来たらしいのですが、誰もその名を知っている人はいません
食堂を経営するシルカは、チェンの人探しに協力することを条件に彼に食堂を手伝ってもらう事にしました
人探しが思うように進まない中、チェンが作る料理は評判となり、観光客や常連客で食堂は活気が出てきます
次第に地元の人達とも親しくなっていくチェンでしたが、観光ビザの期限が迫っていました
★プロの中華(上海)料理のコックといいますが、
厨房での格好は、『日本の飲食店でもよく見るスタイル』という感じです
というか、中華料理の料理人には見えません
(ステレオタイプかもしれませんが、中国人ぽくない雰囲気です)
突然訪れた中国人観光客達に戸惑うシルカを助け、麺料理を提供してあざやかに急場をしのぎました
このお店で普段提供されている料理は、マッシュポテトとソーセージ、それに野菜サラダというものでしたが、チェンは地産地消的な食材としてトナカイとかパーチ(川魚)を使った料理などを作り始めます
白身魚のスープとか美味しそうでしたね〜
上海っぽい一皿って感じです(喜)
おいしい料理は人をハッピーにすると言いますが、
料理以前にしあわせに必要なものはなにか?
考えないといけないんですよね〜