ムーラン・ナ・ヴァン

いつも風まかせ〜 ♩

映像技術の進歩があっての1本【ジェミニマン】

ウィル・スミスが現在の自分と若い自分の2役を演じた近未来アクション
ジェミニマン』(2019年公開)f:id:truelies1:20210926091904j:plain
ジェミニというのは双子(座)のことらしいです
でも、意味が分からないままレンタルしてきました

史上最強とうたわれるスナイパーのヘンリーは政府に依頼されたミッションを遂行後、自分の仕事の精度が低下した事を自覚して引退を決意します    
f:id:truelies1:20210926112652j:plain
平穏に日々を過ごしたいヘンリーでしたが、監視がつき、間もなく数人のグループから襲撃されます
襲撃を返り討ちにし、逃亡しながら情報を集めていくのですが、なぜかすぐに逃亡先に一人の襲撃者が現れます
自分の動きを正確に把握して追ってくる襲撃者の正体は、秘密裏に作られたヘンリーのクローンで、若い時の自分そのものみたいに見えます
その衝撃の事実を知ったヘンリーは、自分を監視していたアメリカ国防情報局の捜査官ダニーの協力を得ながら、政府を巻き込む巨大な陰謀の渦中へと身を投じていきます
f:id:truelies1:20210926113026j:plain

この映画、若い頃のウイル・スミスを自然な映像にする技術待ちだったらしい
クローンの話は他にいくつも映画になっていますが、同じ年齢の顔で出てくる話ばかりで、若い時の顔をした自分が出てくるものはありませんでした
CG技術で…といってもそこは難しかったようですf:id:truelies1:20210926133749j:plain
映像はとても自然で、話としても面白いしテンポもいいし格好いい
最後の方はご都合主義が匂いますが、上手くまとめていたな〜と

ただ、業界的にはクローン人間ネタの話はもう古いらしいです

店の名前がカワウソ(獺)なんですけど・・・  【嘘八百 京町ロワイヤル】

中井貴一佐々木蔵之介広末涼子主演映画
訳あり美女の依頼が発端で、古物商と陶芸家が有名古美術店主や鑑定士を相手にコンゲームを開始します
今回、幻のお宝茶器となるのは「織部の端欠け(おりべのはたかけ)」なる骨董茶碗です
一応?嘘八百シリーズの第2作目となります
嘘八百 京町ロワイヤル』(2020年公開)f:id:truelies1:20210925191701j:plain
古美術品×京都ということで歴史の深みがあるコメディとでもいいましょうか?
もう少し軽妙なタッチかと思ってました(笑)

古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)が出会った着物美人の志野(広末涼子)にほだされ、2人は、有名古美術店主(加藤雅也)や大御所鑑定家(竜雷太)を相手に、5千万円の価値があるという幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すのですが・・・
f:id:truelies1:20210926092343j:plain
いざ、行動を始めるとおかしな事態に気付きます
前作では大阪・堺市が舞台でしたが今度の舞台は京都です

日本の古美術品の中でも、安土桃山時代に作られた「織部の端欠け(おりべのはたかけ)」という茶碗をめぐるお話です
昔読んだマンガ『ギャラリーフェイク』の中に骨董の焼き物に関する話があり、『光悦』という名前をうっすら知ってはいました、、、とはいうものの骨董品に詳しいわけではなく、お宝がワビサビの世界のものなので、渋すぎて一般人にはお宝感がうすいんですよね(笑)

則夫の店の名前が『獺(かわうそ)』という名前でしたが、これは・・・?
日本酒好きの方ならご存知でしょうが『獺祭(だっさい)』の獺です
獺祭ということばも調べてみると面白く、もしかしたら、店名に色々な意味を込められているのかもしれません
f:id:truelies1:20210926093650j:plain

広末さんは、色々な意味で相変わらずでしたね〜(笑)f:id:truelies1:20210926094913j:plain

中井貴一の雰囲気のせいなのか、この映画の中で正義の人っぽく登場しますが、よく考えてみると、やってることは全く正義の人じゃないので、もう少しアホっぽく盛り上がってもいい話だと思うんですが、思った以上にスマートなコメディでした

 

タダで家を建てて♡の意味【建築学概論】

なんとなく聞いた事のあるタイトルを発見したので借りてみました
韓国ではかなりの人気作品だったようです
建築学概論』(2013年公開)

f:id:truelies1:20210914000048j:plain
タイトルからは何のお話なのかよく分かりません
素敵な建築物が見られるかと思っていたのですが、
イルマーレ』のような雰囲気のお家が出てくる事も無く…
少々見ているのが恥ずかしくなってきました

ソウル市内の設計事務所に勤めるスンミン(オム・テウン)の元に、カン・ソヨン(ハン・ガイン)が訪ねてきます
済州島に家を建てて欲しいと言うのですが、、、
大学時代、2人は音楽学部と建築学科と学部違いでしたが、教養科目として共に「建築学概論」を履修していました
自然と2人はお互いを意識してゆき、友人以上恋人未満の関係が続いていましたが、その関係は悲しい終わりを迎えてしまいます
さて、十数年を経ての再会は、果たしてお互いに何をもたらすのでしょう

この映画は韓国では非常に男性ウケした作品らしいですf:id:truelies1:20210918085319p:plain
学生時代のカン・ソヨンを演じたのはアイドルグループの1人ペ・スジという女の子で「国民の初恋」と呼ばれたらしい…
(初)恋のエピソードは確かに色々あるでしょうし素敵なんですが、特に女性側が(しかも、既婚で…)わざわざ会いにくるとか、少々引きずり過ぎの様な気もしてしまいます
ですが、男性側を戸惑わせる女性は魅力的という事でしょうか…
f:id:truelies1:20210918085528j:plain
済州島に建てた家は、観光客が訪れるカフェとして残っているようで、調べれば公共の交通機関で行けるようです

ハン・ガインさんを見た時に気付いたのですが、顔に特徴的なほくろがあり、調べてみたら『太陽を抱く月』というドラマでヒロインを演じていた方でした
珍しく見た事があった韓国の時代劇ドラマでした

f:id:truelies1:20210918092520j:plain

 

美味料理はしあわせの必要条件ではないのです【世界で一番しあわせな食堂】

テレビで紹介されたのを見て、是非見たいと思っていた1本でした
毎年国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、2018年から3年連続で1位を獲得している国:フィンランドが舞台です
『世界で一番しあわせな食堂』(2021年公開)f:id:truelies1:20210918140936j:plain
全くシャープさを感じないこのタイトル(笑)
しかし、これでいいのです
少しぐらいの不幸を背負っていってもしあわせになれるのです

フィンランドの小さな村の食堂に、上海から料理人チェン親子がやって来ますf:id:truelies1:20210918224042j:plain
人を探してやって来たらしいのですが、誰もその名を知っている人はいません
食堂を経営するシルカは、チェンの人探しに協力することを条件に彼に食堂を手伝ってもらう事にしました
人探しが思うように進まない中、チェンが作る料理は評判となり、観光客や常連客で食堂は活気が出てきます
次第に地元の人達とも親しくなっていくチェンでしたが、観光ビザの期限が迫っていました

プロの中華(上海)料理のコックといいますが、f:id:truelies1:20210918224807j:plain
厨房での格好は、『日本の飲食店でもよく見るスタイル』という感じです
というか、中華料理の料理人には見えません
ステレオタイプかもしれませんが、中国人ぽくない雰囲気です)
突然訪れた中国人観光客達に戸惑うシルカを助け、麺料理を提供してあざやかに急場をしのぎました
このお店で普段提供されている料理は、マッシュポテトとソーセージ、それに野菜サラダというものでしたが、チェンは地産地消的な食材としてトナカイとかパーチ(川魚)を使った料理などを作り始めます
白身魚のスープとか美味しそうでしたね〜f:id:truelies1:20210920183104j:plain
上海っぽい一皿って感じです(喜)

おいしい料理は人をハッピーにすると言いますが、
料理以前にしあわせに必要なものはなにか?
考えないといけないんですよね〜

ベルリンの壁建設を横目に捕虜交換できるのか?【ブリッジ・オブ・スパイ】

実際にあった話を映画化した作品ということで、
トム・ハンクスがスパイ交換の交渉役という難しいミッションをまかされた弁護士を演じています
ブリッジ・オブ・スパイ』(2016年公開)f:id:truelies1:20210912150130j:plain
141分と結構長めでヘビーな話なので、
気合いを入れてじっくり鑑賞させていただきました
物語のテンポは良かったです

保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼されます
死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護のおかげで懲役刑となり裁判は終わりました

f:id:truelies1:20210913222918j:plain

その後、ソ連を偵察中だったアメリカ人パイロットがソ連に捕らえられる事態が発生
両国はアベルパイロットの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられますが、国の代表ではなく一人の民間人の弁護士として行動するように命じられます

f:id:truelies1:20210913223018j:plain
国のメンツや損得勘定などが絡み合い、数少ない情報を頼りに的確に行動しないと事態をきっちり丸く収める事など不可能な事にしか思えない案件です

実際見てみると、そんな無駄な描写は無いように思いますし、時間の長さを感じません
話は、これで本当に上手くいくのか?とずっと疑問を抱かせたまま、
抑揚を抑えた静かな緊張が続きます
あんまりドキドキするのが得意でない人には適度な緊張感のストーリーかもしれませんね(笑)
トム・ハンクスは困難な人生に立ち向かわなくてはいけない人の役をよく演じていますが、それにしても、彼はホントにいい役がはまるなぁ