★監督:北野武
出演:真木蔵人、大島弘子
『あの夏、いちばん静かな海。』1991年公開
★聴覚障害のある茂(真木蔵人)は、ゴミ回収の仕事中、捨てられたサーフボードに目を留める
茂はそれを持ち帰って修理し、同じ障害を持つ恋人の貴子(大島弘子)を連れて海へ向かう
サーフィン初心者の茂は失敗の連続だったが、常連のサーファーたちに笑われながらも懸命に練習する
修理したサーフボードが壊れ、茂は給料で新品のボードを購入し、再び海に通い始める
そんな茂のひたむきな姿を見たサーフショップの店長が、彼にウェットスーツとサーフィン大会の出場申込書を渡す
★稲村ジェーンの翌年公開
マスコミが監督のコメントを切り抜いたせいで軽く騒がれたので、何か意識して撮ったのかと邪推してしまう…アンサームービー?(違うか?)
★果たしてこれは…
見た後にサーファインを始めたいと思わせる話ではなかった
主人公が一切喋らないので陽気な感じはなく、
彼女の表情も前半はほとんど動きがなくて謎を感じさせます
★隠しているものが多い?
仕事をサボるほど熱中してサーフィンにハマっているのに、楽しく見えるシーンはかなり後半で、こういう見せ方で仕掛けてきてるのが正直腹立たしい(笑)
北野監督ファンならこの映画を喜々と語れるのだろうが、個人的には戸惑いが多かった
グレープの精霊流し的な?