★この乗り物には潜在的な負のイメージがあります
ただ、ただ、便利というだけで乗りますが、
「息苦しさ」「気まずさ」「恐怖」がまとわりつきます
『エレベーター』（2011年公開）
そして、DVDを借りるときはＢ級なのかな・・面白くないのかな・・？という恐怖に襲われます（笑）
★ウォール街の高層ビル最上階で行われるパーティ会場へ向かう9人が同じエレベーターに乗り込みます
同乗した女の子がイタズラに緊急停止させたことでエレベーター内の緊張感は高まり、予想外の事態になっていきます
緊張感が壊れ社交性が崩壊すると本音が漏れ始め、さらに腹が据わると行動も大胆になって行きます
この乗客達の運命やいかに！！
★自らを「墜落する飛行機にキャンセル待ちして乗るタイプ」というコメディアンが物語を引っ張ります（『ダイ・ハード』のマクレーン刑事なのか？）
長時間エレベーターに閉じ込められた時に起こりそうな事がドンドン起きます
だけど、この映画の監督さん、結構やさしいのです
というのも、もっとゴアスリラーになってもおかしくないはずなのに意外に映像は抑えられているのです（ちょっと安心！）
なぜかって？
もっと怖いものがあるから…
登場人物の『俺がヒーロだな』というひと言も報われていればいいのですが、
この後のストーリーは後味悪いものを想像してしまいそうです
お勧めとは言いませんが、チョットだけ恐いもの見たさの方はどうぞ
80分ほどの作品なのでスッといけますよ
ホワイトハウスの内部を熟知する最強の男は彼だ！【 エンド・オブ・ホワイトハウス 】
★強い男ジェラルド・バトラーを見たい人にオススメです
難しいミッションを一人で次々に片付けていきます
『エンド・オブ・ホワイトハウス』（2013年公開）
縁起でもないタイトルです
仮想敵国がどこかは時代背景によって色々代わりますが、今回はアジアの某国でした
こんな時代もあったねと早く言える時代が来てほしいものです
好評だった？この作品の後、続編が2作あるそうです
★韓国の首相がホワイトハウスに到着して間もなく正体不明の飛行機が近付いてきて奇襲が始まります
北朝鮮出身のテロリストにホワイトハウスをボロボロにされ、驚くほど短時間で制圧されてしまいます
テロリストグループのリーダーであるカンは大統領を人質にし、朝鮮半島周辺の米軍撤退を要求します
一方、ホワイトハウス内で孤軍奮闘することになったのは、大統領の元シークレットサービス責任者バニング（ジェラルド・バトラー）でした
まず、大統領の息子の捜索と救出が1stミッションです…
★この頃はまだこういうテイストの映画が多かったのかもしれません
おいしい映画のはずなのですが、ちょっと大味というか…ダシが足りないというか…コクがないというか…
えっ？？？と思うことも多く…そもそも〜とも言いたかったりします
できれば『ダイ・ハード』に匹敵する作品を作って欲しかった〜（笑）
ジェラルド・バトラーは、最近見た『ハンターキラー／潜航せよ』の中では、非常にクレバーな潜水艦艦長役を魅せておりましたし、『キング・オブ・エジプト』では無敵の神様を演じておりました
まだまだ活躍していただきたい俳優さんです
とりあえず単純にストーリーを楽しみましょう
ホワイトハウスの修理に保険が効くと言うジョークを楽しみましょう
続編2作『エンド・オブ・キングダム』『エンド・オブ・ステイツ』も機会を作って是非見たいと思います
見て見ぬフリがもたらしたセレブからの転落人生【ブルージャスミン】
★ケイト・ブランシェットがアカデミー賞の他数多くの主演女優賞を受賞したウディ・アレン監督作品
『ブルージャスミン』（2014年公開）
これまでウディ・アレンのビタースィートな作品を見てきましたが、これはカカオ100％のビターチョコみたいな作品でした
前回紹介した『マジック・イン・ムーンライト』が結構甘口でしたので余計に苦味を感じました
★実業家と結婚して超リッチな生活をしていたジャスミン（ケイト・ブランシェット）はある事情で全てを失ってしまいます
仕方なく、同じ里親の妹ジンジャーの元へ身を寄せ、今後のことを考えますが自力では難しく、再びリッチな生活をさせてくれる男性を探しにパーティに行きます…
★ハルの思い出と共に壊れていくジャスミン
夫が与えてくれた幸せな生活は一瞬で幻となり
暗い現実だけが残されます
財産を失うどころか、心のバランスも…
上流社会に暮らす人にはこんな人もいるよねと、
監督に語られたようです
セピア色のコメディを１本どうぞ 【マジック・イン・ムーンライト】
★今や「全米に嫌われた」ウディ・アレンの監督作品
昨年末から気に入って3本ほど見ましたが、
タイトルにくすぐられて更にレンタルしてきました
『マジック・イン・ムーンライト』（2015年公開）
有名マジシャン VS 可愛い占い師という構図…ロマコメです
★「占い師のインチキ霊能力を見破ることができなかったので力を借りたい」と友人マジシャンから頼まれて南仏を訪れた有名マジシャンのスタンリー（コリン・ファース）
そこで出会ったのはとてもキュートなアメリカ人女性のソフィ（エマ・ストーン）でした
交霊会で彼女が使うトリックを見破ろうとしますが、怪しい点が見つけられず、それどころか自分達しか知らないコトをスバズバ言い当てられてしまいます
★マジシャン×心霊の話というので（全然関係ないけど）ハリー・フーディーニのことを思い出していました（高校英語の教科書に載ってたヤツ）
いきなりセピア色の世界が広がり、古き良き時代の映像で、今度はどんなサウダージかと…色々な期待を高く持って見ておりました、が、
今回、監督は本気じゃなかったのかな？
とちょっと毒を吐きたい気分です
彼女はとても可愛いくて救いとなりましたが、
なんとなく、新喜劇のにおいを感じます…ウンウン（笑）
『スタートレック』からの〜【サーチ】
★ドキドキのサスペンス映画でした
映像はPC画面上の動画という形で表現されており、
ストーリーも最後まで目が離せません
『search／サーチ』（2018年公開）
★最近『スタートレック／イントゥ・ダークネス』を見ていたので、
主演の俳優さんにビビッと反応してしまいました
エンタープライズ号のチーフパイロット：ヒカル・スールー役のジョン・チョーがほぼまんまの容姿で出ています（笑）
日本語吹き替えの声も同じ方だったので余計しっくりきました
★娘が行方不明となり、しっかりしたコミュニケーションが不足していた父親がSNSから手がかりを必死に探すのですが、直近の行動は知らないことばかり…
一体娘はどうなってしまったのか？
お父さんはPCを駆使して、名探偵コナンばりに真相を追求していきます（スゴイ！）
★自分にとって非常に満足の現代サスペンス映画でした
この結末はちょっと予想できません！
見てない方は、是ー非、見て下さい！
