★この乗り物には潜在的な負のイメージがあります
ただ、ただ、便利というだけで乗りますが、
「息苦しさ」「気まずさ」「恐怖」がまとわりつきます
『エレベーター』(2011年公開)
そして、DVDを借りるときはB級なのかな・・面白くないのかな・・?という恐怖に襲われます(笑)
★ウォール街の高層ビル最上階で行われるパーティ会場へ向かう9人が同じエレベーターに乗り込みます
同乗した女の子がイタズラに緊急停止させたことでエレベーター内の緊張感は高まり、予想外の事態になっていきます
緊張感が壊れ社交性が崩壊すると本音が漏れ始め、さらに腹が据わると行動も大胆になって行きます
この乗客達の運命やいかに!!
★自らを「墜落する飛行機にキャンセル待ちして乗るタイプ」というコメディアンが物語を引っ張ります(『ダイ・ハード』のマクレーン刑事なのか?)
長時間エレベーターに閉じ込められた時に起こりそうな事がドンドン起きます
だけど、この映画の監督さん、結構やさしいのです
というのも、もっとゴアスリラーになってもおかしくないはずなのに意外に映像は抑えられているのです(ちょっと安心!)
なぜかって?
もっと怖いものがあるから…
登場人物の『俺がヒーロだな』というひと言も報われていればいいのですが、
この後のストーリーは後味悪いものを想像してしまいそうです
お勧めとは言いませんが、チョットだけ恐いもの見たさの方はどうぞ
80分ほどの作品なのでスッといけますよ