★赤い髪とアニメーションのインパクトが強いドイツ映画
『ラン・ローラ・ラン』1999年公開
★午前11時40分、ローラ(フランカ・ポテンテ)の元に恋人マニ(モーリッツ・ブライブトロイ)から電話が入る
組織の運び屋をしているマニが電車の中に10万マルクを置き忘れてしまい、
「正午までに現金を取り戻せなければボスに殺される」
「目の前のスーパーで強盗するしかない」
と叫んでいる
「私がなんとかする!」
と言ってローラは部屋を飛び出し、街を駆け抜け、
銀行頭取のパパの元へと走りだす
★あと20分で?
今ではCMなどでよく使われますが、焦りや必死さをアニメーションでデフォルメ表現するアイデアは面白くインパクト大でした
動きも表情も…やってくれてます
★そりゃ、そうなるだろうね
当時は1マルク60円前後だったので、10万マルクは600万円ぐらいです
20分で用意して彼に届けるなんて、とても不可能ですよね
ローラは諦めたくない気持ちを叫んでチカラに換えます
ただ、必ずうまくいくわけではありません
★もし…の世界???
今なら「〇〇〇系の話」と括られそうですが、独自の世界観を感じます
違った方向から見るとするなら
「もし一生に1度しか使えない奇妙な力があるとしたら、いつ使いますか?」的な話かもしれません(笑)
皮肉な結末なのだ