★原作は浅田次郎の同名小説
出演:西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴、須賀健太、志田未来.他
『椿山課長の七日間』2006年公開
★デパートに勤務する椿山課長(西田敏行)は仕事中に倒れ、気づいた時には、見知らぬ人たちと共に天国と地獄の間の“ある場所”にいました
椿山は現世に未練があり、そこに現れたガイドに現世に戻りたいと切望します
事情を考慮された椿山はそれを許され、他2人が初七日までの期限付きで現世に戻ることになりました
戻った時点で期限は残り三日!
自分の正体をバラすことと報復行為は厳禁!
しかも椿山は見知らぬ若い美女(伊藤美咲)に変身していました
★おじさんの心を持った伊藤美咲
「メトロに乗って」や「ぽっぽや」を書いた浅田次郎の原作を読む方が、もっと自分なりのフィット感が出るかもしれませんが、「西田=伊藤」というギャップ設定はなかなか贅沢で面白い
★おそらくいい話(笑)
現世に戻って「重大な事実を知ってきて」と含みのある助言をされる西田さん
観終わってすぐは「よくまとまった話」
ちょっと考えると「かわいそうな話?」
原作者を考えると「やはりいい話??」
と時間経過と共に感想を変化させた話でした
★現世に戻った3人のドラマが交錯
それぞれオムニバスの話ではなく、主人公以外の2人とのリンクが絶妙です
ただ、最後のヤマ場でちょいと話の整理が必要かも(笑)
納得できない人がいそうな雰囲気もあります
これで良かったのかね〜