ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

文学が香る邦題【日の名残り】

原題:The Remains of the Day
主演:アンソニー・ホプキンス
出演:エマ・トンプソンクリストファー・リーブヒュー・グラント
アカデミー賞8部門ノミネート作でしたが、この年は「シンドラーのリスト」の年でした
日の名残り1994年公開

1958年英国、ダーリントン卿( ジェームズ・フォックス)が亡くなり、かつては政府要人や外交使節で賑わった屋敷は、アメリカ人富豪ルイス(クリストファー・リーブ)の手に渡ることになりました
使用人もほとんど去り、屋敷に残った老執事スティーヴンス(アンソニー・ホプキンス)は人手不足に苦慮してます
そんな折、以前働いていたベン夫人(エマ・トンプソン)から手紙をもらい、スティーヴンスは彼女の元を訪ねることにし、過去を回想します

1920年代、スティーヴンスは勝気で率直なミス・ケントン(後のベン夫人)をハウスキーパーとして雇い、ぶつかり合いながらもお互いを認め合っていきます

DVDで良かった
原作はカズオ・イシグロのベストセラー小説ですが、特典映像の解説がなかったら話を理解できなかったかもしれません(笑)
ガツンとくる話ではなく、後半にジワジワくる話です

エマ・トンプソンという華
話の展開が地味な中、唯一の救いはエマ・トンプソンの存在
その対極がアンソニー・ホプキンス…興味深い関係です

クリストファー・リーブ

元気な姿で出演しているのに、特典映像のインタビュー姿は例の落馬事故の後だったようで驚きました

信念と美徳に生きる