ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

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司法取引の判決は正しいのか?【完全なる報復】

ジェラルド・バトラージェイミー・フォックス共演のクライム・サスペンス
完全なる報復2011年公開

クライド(ジェラルド・バトラー)は自宅に押し入った強盗に妻と娘を殺され、自分もナイフで刺され重傷を負います
犯人の2人は捕まりますが証拠不十分で裁判は思ったように進みませんでした

有罪率96%を誇る担当検事のニック(ジェイミー・フォックス)は確実に有罪を勝ち取ることを最優先し、クライドの同意を得ずに実行犯と司法取引をします
その結果、主犯格の方は死刑、実行犯の方は減刑されて5年の禁固刑になりました
クライドは司法取引に納得いかないまま裁判は終わってしまい、ニックが減刑された実行犯と握手してる様子を見て愕然とします

10年後、実行犯の不審死でクライドが容疑者として逮捕され…

怖いタイトルです!
ジェラルド・バトラーでこのタイトルですから、激しいです
というか、想像を超える激しさでした
“目には目”ではなく“目には目と歯”、いや、それ以上のものが見られます

そこまで広げる?
裁判の話は難しいので、どこまでがリアリティなのか疑問ですが、10年を費やした執念の凄さに驚きつつ、その矛先にも唖然とさせられます

単純な復讐劇ではないはず…
司法制度にケンカを売って、はたしてどう決着させるのか?
途中の台詞を思い出すと、エンディングは『セブン』的なものを想像してしまいました
でも、結局…

あの結末でいいのやら、悪いのやら?😱