★監督兼主演はフィリップ・ラショー
ハリウッドのアメコミヒーロー達を、
開き直ってアレンジしたフランスのコメディ映画
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』2022年公開
予想外に・・面白い〜💗
★売れない役者セドリック(フィリップ・ラショー)は、
新作映画「バッドマン」の主役に抜てきされます
それは“バッドモービル”に乗って宿敵“ピエロ”と戦う
“バッドマン”の活躍を描いたヒーロー映画で・・
撮影初日を無事に終えようとした頃、
妹から父が事故で入院したという連絡が入り、
慌てたセドリックは衣装の“バッドスーツ”を着たまま
“バッドモービル”に乗って病院へと急行しますが、
その途中で事故に遭い気を失ってしまいます
気がつくと、事故のショックで記憶がなく
まさかと思いつつも、そうとしか思えない状況で、
「自分は(本物の)正義のヒーローなのか?」
と盛大な勘違いをします
映画用の時計に仕掛けられた(執事役からの)
メッセージを見て(実在しない)妻と子供を
救出するために“ピエロ”の元へ向かいます
★もっと気の利いたタイトルにして欲しかった・・
「史上最低・・」とありますが、そう卑下したものではない
むしろメチャクチャ楽しくて面白い〜
アメコミヒーローファンの方々にも
広い心でご覧いただきたい(笑)
★コメディセンスはやはりフランス風
仏独特の下ネタもありますが抑えめです
度を超えた感じはなく、カワイイものです
ポロリもなく安心してお楽しみいただけます
★意外に素敵なラストが用意されてます
「そこまで気が回っていなかったわ〜」
という後味スィートなエンディングでした(笑)
新年初映画・・ トレビア~ン