★原題は「 Me Before You」で何とも訳しにくいですが、
工夫した邦題がつけられています
『世界一キライなあなたに』(2016年公開)
ビジュアル化された映画タイトルをよく見ると、
キライの部分に小さくLOVEという文字がデザインされていて、
センスを感じます(笑)
★ある日、働いていたカフェが閉店し失業したルー
(エミリア・クラーク)は新しい仕事を見つけます
それは、事故で脊髄を損傷して四肢麻痺となり
生きる希望を失った大富豪ウィル(サム・クラフリン)
の介護の仕事でした
最初はルーに冷たい態度のウィルでしたが、
ルーの素直な明るさにウィルは心を開いていきます
しかしある日、ルーはウィルの両親の話を聞いて、
ウィルの自殺防止の監視役で雇われたと思ってしまいます
それが誤解だと知らされますが、
ウィルはスイスで合法的に人生を終わらせるつもりで
彼が決めた「猶予期間」はあとわずかに迫っていました
★キャラクターが良くて安心・・
ヒロインにメソメソ・ベタベタ感がなく、さらに
過剰なおしつけ感や宗教色も感じさせないので
さらっと見ることができました
★ラストが話題ですが、
確かに恋愛要素を絡めないと
ややこしい問題がクローズアップされそうです
ふたりの関係も流れにのって見るとひたれますが、
冷静に見ると疑念が湧いたりします(笑)
★見終わってすぐに思ったのは、
デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの
「ボーン・コレクター」みたいな設定だな〜でした
エンディングは対極的ですしジャンルは違いますが、
ラストの違和感を思い出しました
みちのくひとり旅 の心境ですかね?