ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

キライではない…【世界一キライなあなたに】

原題は「 Me Before You」で何とも訳しにくいですが、
工夫した邦題がつけられています
『世界一キライなあなたに』(2016年公開)
ビジュアル化された映画タイトルをよく見ると、
キライの部分に小さくLOVEという文字がデザインされていて、
センスを感じます(笑)

ある日、働いていたカフェが閉店し失業したルー
エミリア・クラーク)は新しい仕事を見つけます
それは、事故で脊髄を損傷して四肢麻痺となり
生きる希望を失った大富豪ウィル(サム・クラフリン)
の介護の仕事でした
最初はルーに冷たい態度のウィルでしたが、
ルーの素直な明るさにウィルは心を開いていきます

しかしある日、ルーはウィルの両親の話を聞いて、
ウィルの自殺防止の監視役で雇われたと思ってしまいます

それが誤解だと知らされますが、
ウィルはスイスで合法的に人生を終わらせるつもりで
彼が決めた「猶予期間」はあとわずかに迫っていました

キャラクターが良くて安心・・
ヒロインにメソメソ・ベタベタ感がなく、さらに
過剰なおしつけ感や宗教色も感じさせないので
さらっと見ることができました

ラストが話題ですが、
確かに恋愛要素を絡めないと
ややこしい問題がクローズアップされそうです
ふたりの関係も流れにのって見るとひたれますが、
冷静に見ると疑念が湧いたりします(笑)

見終わってすぐに思ったのは、
デンゼル・ワシントンアンジェリーナ・ジョリー
ボーン・コレクター」みたいな設定だな〜でした

エンディングは対極的ですしジャンルは違いますが、
ラストの違和感を思い出しました

みちのくひとり旅 の心境ですかね?