★原作は小説で漫画化もされ、映画化されました
東北の震災被害に配慮して公開が1年延期された作品
『のぼうの城』(2012年公開)
史実に基づくフィクションです
★天下統一目前の豊臣秀吉(市村正親)は、
北条家の拠点の小田原城やその他の城に攻撃を開始しました
周りを沼や湖で囲まれた“忍城”(おしじょう)では、
城主の成田氏長(西村雅彦)が北条氏に従うように見せかけ、
裏では豊臣側に降伏し、自らは小田原城に籠城に赴きました
残された城には、
農民たちから“のぼう様”と呼ばれている成田長親(野村萬斎)
長親に想いを寄せる城主の娘・甲斐姫(榮倉奈々)
長親の幼馴染で「漆黒の魔人」と呼ばれる丹波(佐藤浩市)
らがいて降伏・開城に向けて緊張したムードになってます
一方、豊臣側で名を挙げたい武将・石田三成(上地雄輔)は、
秀吉から預かった2万の兵と共に忍城に進軍してきます
忍城が降伏する前提で使者を送りましたが、
土壇場になって「戦いまする」と長親に返答され、
三成は驚いて、長親という人間に興味を持ちます
これにより、たった500人の軍対2万人の大軍の戦いが始まることに…
★野村萬斎さんは異才のオーラを放っています
時代劇は有名俳優が大勢出演しますが、
伝統芸能の舞台演者というのは違うもんですね〜
船上での踊りはひときわ目を惹きます
★40倍の兵力と大規模戦略をもってしても
難攻不落だった城の話で、
もっと有名になっていてもおかしくない話です
★なかなか知り得ない史実でした
兵糧攻め以外にもこんな攻城戦があったのね…
まさか、堤の一部が今も残っているとは…
能楽師の田楽踊りや〜♪