ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

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“ボダッハ"が良かった【オッド・トーマス/死神と奇妙な救世主】

アメリカのファンタジースリラー映画
日本での公開は一週間限定だったらしく、
DVDレンタルもツタヤ限定という作品
『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』(2014年公開)
主演は2016年に謎の事故死で急逝したアントン・イェルチン

オッド・トーマス(アントン・イェルチン)には霊能力があり、
死者の霊や死神の姿を見ることができました
そんな彼の能力を知っているのは、      

警察署長のワイアット(ウィレム・デフォー)と、
恋人のストーミー(アディソン・ティムリン)だけでした
ある日オッドが戦慄を感じると、彼が働く店の中を、
“ボダッハ"という不気味な死神が
客にまとわりつく様に彷徨っていました      

“ボダッハ"は惨劇の前触れのように現れます
その後、ストーミーが働くアイスクリーム店でも、
大量のアイスを買っている中年男の周りに、
“ボダッハ"がうじゃうじゃと集まってるのを見つけます
心配する彼女をなだめながら、
惨劇を防ぐためオッドは中年男を尾行します

死神“ボダッハ"の存在感がよく、
ハリー・ポッターのディメンターに匹敵する気味悪さが
よく表れていました             

紹介画を見て興味を持ったのですが、
キャラやストーリー展開は予想通りとはいかず
主人公は意外に腕っぷしが強いキャラでした
ただ、安心して気を緩めると、
最後にきっちりカウンターをキメられます(笑)

96分という短めな作品でした
原作の小説は、その後続編が3作出てますが、
上映の裏事情や主役俳優の続投不能なことも考えると、
シリーズ化は難しく、1話限定の映画と言えそうです

やっぱり人間が怖いね〜