★原題は「Deconstructing Harry」なんですけど・・・
『地球は女で回ってる』(1998年公開)
ウディ・アレンが好きじゃないなら見てはいけない
彼のことを好きでも見るべきではないかもしれない
彼のことを理解しているというのなら試してみよう
★自分の私生活をネタにして数々のベストセラーを書いた小説家、
ハリー・ブロック(ウディ・アレン)はスランプに陥っていました
ある日、離婚した三番目の妻ジェーン(エイミー・アーヴィング)
の妹ルーシー(ジュディ・デイヴィス)が、
ハリーの家に怒鳴り込んできました
ハリーの暴露本のため自分たちの過去のダブル不倫がバレて、
姉は怒り、夫は出て行ってしまったというのです
しかしハリーは「参考にしただけ」としらばっくれようとします
★ウディ・アレンのことを理解してるつもりはなかったのですが、
深く考えずにレンタルしてしまいました
よくこんな映画撮ったな〜としか思えませんでした
★主役のハリーをウディ・アレンが演じていて、これが曲者です
かなりざっくりですが、ハリーという男は女性好きで、
女性の目から見ると結婚不適合者と言っていいパーソナリティ(?)
劇中では、彼を取り巻く現実の世界と彼の小説の中の人物の話が
入り乱れてウディ本人ともオーバーラップしてしまう感じです
★ところどころ現実離れしたファンタジックな表現をしてるので、
ちょいと複雑というか、面倒というか・・・珍妙〜
この作品を好きとは言えないな〜