★最近見たフランス映画の中で聞いた本の名前を調べて、
この映画にたどり着きました
思っていた以上に面白い作品で、観てない方におすすめしたくなりました
『ボヴァリー夫人とパン屋』(2015年公開)
ラストでキッチリやられるハズです(笑)
★マルタン(ファブリス・ルキーニ)はパリで出版社に勤めた後、
故郷のノルマンディー村に戻り、実家のパン屋を継いでいました


ある日、向かいに一組の夫婦がロンドンから引っ越してきます
マルタンの愛読書はフローベールの『ボヴァリー夫人』
(フランスの田舎で不倫と借金の末自殺する女性を描いた名作)で…


登場人物と同じ名前の夫婦が現れて、
奔放なジェマ・ボヴァリー(ジェマ・アータートン)に目を奪われます
ジェマもまたマルタンの作るパンがとても気に入り、
ボヴァリー夫妻とマルタンは良い隣人関係になります


マルタンの脳裏には次第に妄想が広がり、
ジェマが『ボヴァリー夫人』の様にならないか心配になっていきます
★007やキングスマンにも出演しているジェマ・アータートンは、
ボディがとても柔らかそうで、、、パン生地の化身?のようです
フランス映画が面白くなってきました
★マルタンの奥方(仏)は夫の気持ちに気づきながらも平静に
ジェマ(英)を「大した美人でもないし退屈な女の典型だ」と評します
イギリス人の人妻とよろめく男達の結末は全く予想外なものでした
★「は?」「え!」「なんだ!」
となるラストは秀逸で、エンディング曲で吹き出しました(笑)
エクセレントというよりトレビアンです★★★