★映画のタイトルは知っていたのですが、
黒澤作品とは知りませんでしたし、内容も全く知りませんでした
『八月の狂詩曲』(1991年公開)
物語はスムーズに展開しますが、後半は解釈が難しくなってきます
★長崎から少し離れたお祖母ちゃんの家で、
四人の孫は夏休みを過ごしていました
甥のクラーク(リチャード・ギア)から手紙が届いて、
お祖母ちゃんの兄・錫二郎はハワイで不治の病にかかっており、
亡くなる前に錫二郎に一目会ってほしいと綴られていました
お祖母ちゃんは気が進まない様子でしたが、
原爆で死んだお祖父ちゃんの供養(8/9)後、
ハワイに向かうと電報を送ります
するとクラークがなぜか急遽日本にやってきました
実は、錫二郎はハワイで事業に成功し大富豪になっていたのですが、
彼には日本の身内に原爆犠牲者がいることを知らせずにいたのです
それを知って家族三世代がそれぞれ複雑な気持ちを抱いていました
★正直なところ、広島に比べると長崎のことを知りません
★劇中で歌われる「野バラ」の歌(わらべはみたり 野なかの薔薇♩ )
が気になっていました
この歌詩がメタファー(じつは恋の歌)らしいのですが、
勘ぐり過ぎでしたかね〜
そしてラストも、、、思ってたのとは違う着地の映画でした(笑)
★この映画を見た人は何を思うのでしょう?
ふんわり終わるかと思ってたのに、あらららら〜です
ラプソディって、こういうことなの?と戸惑います
★映画制作したのが戦後45年目、それから更に今30年経過しています
日本人は非核反戦の心を次世代に伝えていけるだろうか?
戦争のニュースを見ながら
朝ご飯食べる時代で大丈夫なんだろうか?