★まさか、シャーリーズ・セロンが・・・
出産直前の妊婦体型には何か仕掛けがあるのでしょうが、
三児の母役で体重を20kgも増量したらしい
『タリーと私の秘密の時間』(2018年公開)
日本では馴染みのないベビーシッターを題材に、
日本でもお馴染みの深刻な育児疲れを取りあげたお話です
95分の中に、解釈するのが難しい大きな謎?も盛り込まれています
★3人目の子どもが生まれて育児に疲れ果ててしまったマーロ
(シャーリーズ・セロン)は、
不本意ながらも夜だけのベビーシッターを雇うことにします
夜になって自由奔放でイマドキスタイルのタリー
(マッケンジー・デイビス)がやってきました
マーロの心配をよそに仕事は完璧で、悩みも解決してくれ、
マーロは次第に落ち着きを取り戻していきます
タリーは何故自分に良くしてくれるのか?
マーロが尋ねても答えをはぐらかされます
(古い)シンディーローパーの曲を聴きながら、
(安い)日本車(HONDAのフィット)で出かけ、
テセウスの船の話をするのでした
★「今は、映画より連続ドラマの時代だなー」と思っていました
でも、短時間の中でのシーンに込められた意味を考え、
検証しながら見返したりすると「映画ってやっぱり奥深いなー」
と思いを新たにしています
★この映画も100分足らずの中に謎とメッセージを込められ、
初見ではわからないことが結構ありました
シャーリーズ・セロンがこんなに役作りするまでの映画だろうか?
と最初は思ったのですが、
それだけ大きなメッセージを残したい作品だったのかもしれません
男としては複雑な思いがあります