★ジョン・レノン『Happy Xmas(War Is Over)』にインスパイア
されて書いた小説を映画化した本作
見るものをしっかりミスリードさせる驚異のサスペンス!
『サイレント・トーキョー』(2020年公開)
★12月24日、東京
TV局に爆弾テロの犯行予告電話が入り、
恵比寿の指定場所へと向かった来栖公太(井之脇海)は、
そこでベンチに座ったまま動けずにいる主婦・山口アイコ
(石田ゆり子)を見つけます
ベンチには重量センサー付きの爆弾が仕掛けられており、
アイコはもう1人の局員を入れ替えでベンチに座らせ、
来栖と共に犯人が指示するところへ向かうのでした
予告時間がくると近くに設置されたゴミ箱が爆発し、
その様子を朝比奈仁(佐藤浩市)が冷静に見つめていました
新たに渋谷を標的とした犯行予告が出され、
犯人は首相(鶴見辰吾)との生対談を要求してきましたが、
首相は「テロには屈しない」と要求を突っぱねます
その後、渋谷には爆弾騒ぎ見たさに多くの人が集まってきました
その様子を暗い面持ちで撮影する須永基樹(中村倫也)
渋谷を巡回捜索する刑事(西島秀俊/勝地涼)
爆破予告時間が迫る中、スクランブル交差点付近では若者達が
動画を撮りながらカウントダウンを始めました
★見終わってしばし放心
パッと分からない部分があり…
色々な疑問が渦巻いて頭の中で自問自答を盛大に繰り広げます
結構後でジワル話だと思いましたが、
ネットレビューの評価が低くてビックリしました
★石田ゆり子さんは、
よく見るようで代表作は思い浮かばない女優さんですが(失礼)
この方の発散するムードは昔から大好きでした
今回も技ありのキャスティングだったと思います
「今回は西島さんの可哀想な奥さん役じゃないんだ」
と思ったのだそうです