★世界的ベストセラー本を映画化しました
なんとも匂わせるこのタイトルに惹かれて借りてきました
『やさしい本泥棒』(2013年米公開/本邦未公開)
導入部の映像を見て「センスいいかも〜」と出足好調アゲアゲ気分!
だけど、語り部は「誰なんだ?」
131分はちょっと長いんですが、
ゆっくりとあたたかいものでも飲みながらご鑑賞いただきたい
★第2次世界大戦直前のドイツ
弟を亡くし母親とも別れて暮らすことになった少女リーゼルは、
ミュンヘン近郊で暮らす夫婦ハンスとローザのもとへ里子に出されることになりました
ハンスから読み書きを学んだリーゼルは
本を通じて知識や勇気、希望を見出していきますが、
ナチス政権は国民から自由を奪い、本を読むことさえ禁止してしまいます
ある日、ナチス党員が広場で大量の本を燃やしているのを見た彼女は、
そこから1冊の本をこっそり持ち帰るのです
その様子はある人物から目撃されており、、、
★ちょっと青味がかった色調が、時代を感じさせる雰囲気です
イメージ的にはピカソブルーというか、なんというか
肌寒さ、暗さ、貧困の環境の中でずっと緊張感に晒されつつ
物語はエンディングへと向かいます
焚書からこっそり持ち帰った本が有名なSF小説家の本で・・・
(知ってると、ちょっと嬉しかったりします)
読書感覚で見られる映画でよかったんですが、
多分、本で読む方が味わいはよかったのではないかと感じます
主役の女の子がとても魅力的で…良かったです