ムーラン・ナ・ヴァン

いつも風まかせ〜 ♩

「理不尽が慣例」な世界に生きる〈映画の話〉

キービジュアルが緑の車だから、なんだか気になってました
アカデミー賞受賞作『グリーンブック』(2019年公開)
実話に基づいたお話です
1962 年、天才黒人ピアニストのドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)が、問題解決能力の高いイタリア系白人のトニー・”リップ”・バレロンガ(ヴィゴ・モー テンセン)をツアードライバーに雇い、グリーンブック(黒人専用ツアーガイドブック)を頼りに、あえて差別の色濃い南部へコンサート・ツアーへ出発します
実は、トニーも黒人を蔑視していました
さて、旅の終わりになにが待ち受けているのでしょうか? 
 
普段はカーネギーホールの上階に住んでいるドン・シャーリー
ツアーの移動で使う車はキャデラック(高級車)
コンサートで使用するピアノは全てスタインウェイ(高級ピアノ)
ドン・シャーリーの演奏を聴いて「彼は天才だ」とトニーは感じます
 
一方、アメリカ南部の多くの州では“ジム・クロウ法”と呼ばれる、黒人が一般公共施設を利用することを禁止制限した法律が存在し、依然として実質的な人種差別が行われていました
ゲストのV I P なのですが、対応が…
 
クリスマス前の8週間、北部でそのまま仕事をしていたら3倍の報酬をもらえたはずなのに…なぜ? トニーは考えるのでした
 
♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣♣
グリーンブックを見る少し前に見たのがこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 
『ドリーム』(2017年公開) 
半世紀前は人種差別や性差別は今より酷い慣例の社会でした
NASAでも例外ではなく、
トイレも飲食も給料も白人と白人以外は露骨に分けられます
映画の中の表現はソフトでしたが、
女性となると更に酷かったと想像に難くありません
ソビエトに有人宇宙飛行の先を越されて躍起になるアメリカの現場
そんな中で非凡な能力をNASAで見せつけた
3人の女性のストーリーです
ノンフィクション小説を原作としていますが、
色々脚色が加えられ史実と異なる点があるそうで…
痛快なお話しになっております
まだ電卓さえなかった時代によくロケットを打ち上げたものです
 頭で軌道計算 
 
最新のIBMコンピュータの制御
     
 宇宙船機体のエンジニア
 
・・・それぞれの道を行きます
 
ドリームからグリーンブックへ
たまたま、こんな流れで見た2作品でしたが、日本という小さな島国で暮らす自身のことを考えるとラッキーなのかアンラッキーなのか?
今更ですが、歴史を知らないって怖い!