ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

映画とテニスのおまかせ日記・・・好きなカテゴリーをお選びください

【500ページの夢の束】

主演はダコタ・ファニング
自閉症の女の子が抱える夢とは…
500ページの夢の束』(2018年公開)
自閉症のウエンディは家族と離れ自立支援の施設で生活しています
コミュニケーションに難があったり、音に過敏に反応したり、
感情の制御がうまくできずに癇癪を起こしたりするため
社会生活をするには、まだサポートが必要でした

それでもシナモンロールの店で働き、自活できるよう頑張っています
ある日、パラマウント社の『スタートレック』脚本コンテスト

のことを知り、自分で考えたストーリーをまとめて
コンテストに応募しようとするのですが…
自閉症の主人公が『スタートレック』の世界に傾倒しているため、
スタートレックに精通している方が映画を楽しめると思います
この映画の原題は『Please Stand By』で・・
最初は、「お待ちください」ってなんだ?
と思っていたのですが、セリフとしてよく使われており
「そのまま待機」と翻訳されていました

昔見たTVシリーズの『スタートレック』の中で、
艦長が部下に対してよく使っていたフレーズでした
この映画ではCalm down」みたいな意味で使ってます
アメリカでスタートレックが根付いているエピソードが
色々盛り込まれていますが、自分が1番驚いたのは

クリンゴン語で話すお巡りさんとの会話でした(笑)
主人公の姉(オードリー)役を演じたのはアリス・イヴ

スター・トレック/イントゥ・ダークネス』(2013年公開)
に出演されていました
陽気なキャラクターを登場させて
もっとコメディタッチにもできたと思うのですが、
しみじみとしたドラマを見せてくれてます